庭に見つけた小さな春

久しぶりに晴天になった。
風は冷たかったけれど、そろそろ腰を上げて庭仕事を始めないと花は待ってくれない。
チューリップやヒヤシンスはすぐにも咲きたそうに葉を伸ばしている。
球根の上には、それまでの間にとビオラなどがヤドカリしているので、ビオラをよそに移すか抜く作業が待っている。
足下には私の庭で一番に咲く花「プルモナリア」が今年は行儀良く咲いている。
この花は直ぐに大株になって、抜いても抜いても小さな庭を占領する。
殆ど消えるほど抜いて、ご近所さんの大きな庭に移した。
それでも、どっこい生きていた。
植木鉢の中に押し込められた「ミモザ」も花をつけた。
この木は土に下ろして大きくしたいけれど、そのスペースはないので鉢を大きくした方がよさそうだ。
「西洋ニワトコブラックレース」の新芽が沢山出ている。
この木は二代目になる。
昨年松山市のGARDENSで新しく購入した。
小さな鉢だったのに、あれよあれよと大きくなって土に下ろしたら枝が暴れて大変な事になった。
一代目は7.8年前に萩原植物園で「清水の舞台から飛び降りて」買った。
庭に熱中していた時期だったので飛び降りられたのだ。
放っておいても勝手に育つとは知らなかった。
高価さに目がくらんで構い過ぎたのか、ある時急に枯れ込んだ。
もう2度と買えないと諦めていたら高松GARDENSで過去の半額であった。
先の鉢に比べると小ぶりだったけれど再挑戦の積りで買ったら「ジャックと豆の木」のような成長ぶりだ。
暴れる枝は切って樹形を造るとはつゆ知らず、枯らしたくない一心でこの枝を大事にしたら樹形の悪い事、この上ない。
くねくねとまげてフェンスに絡ませる方法もあるとか。
毎年迷いながら花の時期は終わっていく。
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