ヘルシンキの薔薇
早朝に神戸港へ帰って来た。
何はさておいても気になるのは「ネズミの額」程の庭のようす。
家にいると何度も見ているので、変化に気付きにくいが数日見ないと、それと分かる成長をしている。
夏椿の木が3本庭にある。出かける前は、新芽の葉がまだ堅く、裏が白く光っていたがすっかり、葉を広げ明るい緑色に変わっていた。
わざわざ、3本と書いたのには訳がある。鄙と言えども住宅密集地にある我が家は、隣家との隙間から木漏れ日を受けている。ほとんど変わらないところに植えているにも関わらず、3本の葉の様子がそれぞれ違うのがおかしくて仕方ない。
隔てなく育てているがお日さまにはかなわない。
早速我が家の花達をカメラに収めたが、花達は少し迷惑げに下を向いて映っている。もう1週間くらい待って欲しいのかも知れない。
という事で、ヘルシンキの薔薇に登場をお願いした。
寒さが幾分和らぐ頃に道路のあちらこちらに置かれる見事な薔薇は、春の訪れを喜ぶ気持ちが溢れているようで見る方の気持ちも華やいでくる。
コメント
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ヘルシンキの薔薇・・・見事ですね。
こんなのが普通に街角にあることに感動します。
生活力の違いというか、文化の違いというか。
手をかけなければこれほどの物は、出来上がらない。
生活の中に、こういうことが溶け込んでいるのがすごいと思いました。
夏の椿ってあるんですね。
知りませんでした。
うちの庭にも椿がありますが、今ごろたくさん花が咲いて、コロンコロンとしたに転がっている花たちです。
桜と椿が一緒に咲くのもなんだかおかしかったです。
昨年は、例の毛虫たちにすっかり侵食されていましたが、今年はどうなることやら・・・。
じゅんさんお久しぶりです。
夏椿はナツツバキと書くのが正しいのかも知れません。「沙羅双樹」といえば御存じでしょう。夏に白い花を咲かせ、一日で落花します。木肌が美しく、株立ちの姿も様になります。
ヘルシンキの薔薇、すごいでしょう。
冬の長い国だけに春の喜びを爆発させるメッセージですね。
沙羅双樹の花の色、諸行無常のひびきあり・・・
「平家物語」ですね。
一度見てみたいです。