飯森よしえと絲紫野工房の仲間展
飯森よしえ先生を中心にする絲紫の工房の仲間展は、その実力を知っている手仕事の作家さん達には、楽しみな展覧会になっています。
かつて、絲紫の工房の方が参加されたバッグ、袋物等の展覧会に出かけた事がありますが、そのクオリティーの高さにすっかり魅せられました。
その時からskogでも袋物展を開催したいとオファーしているのですが、そう簡単に作れるものではないので、気長に待たなければなりません。まだ、お受け頂いた訳でもないけれど、気の早い店主です。
上の写真は、
あんぎん(古代織) 林 教子
あんぎんについて、にわか勉強をしました。
アンギンは、カラムシ、アカソ、ミヤマイラクサなどの、靭皮繊維を用いて編み上げた布です。
名前の由来は、編み衣から来た(あみごろも⇒アンギン)という説と、時宗の僧の法衣、阿弥衣とする説があります。
古代織りと言われる所以は縄文時代の土器の底に編み目が焼き付けられていたと言われています。
重量を感じない軽ーいバッグでした。
今回協賛参加をされる、峰尾 友季子さんの裂れ織りバッグは、裂き織りとは異なるものなので敢えて、裂れ織りとしています。
裂れ織りバッグ 峰尾 友季子作
デザインを起こし、それに必要な色の布を染めてハサミで細いひも状にして織り機にかけるという手法で作られたものです。二つとできない作品だけに、撮影の時から気になるバッグでした。
お二人がどんなバッグを搬入して下さるのか、今までに出会ったことのないバッグだけに店主はドキドキしています。
全容は水曜日12日の搬入日のお楽しみです。
飯森よしえと絲紫野工房の仲間展
期間 2014.11/14(Fri)-11/18(Tue)
今日の1枚
大津市坂本 日吉大社の紅葉
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