skog最期の二日

昔、男友達が言ってた。
「親父の遺言で、女と庭と別荘は持つなてッさ」
この頃、この言葉をチョクチョク思い出す。
女と庭は無いけれど、別荘に近い別宅を持ってしまったから。
10年目にしてこの別宅に振り回されている。
今日も、片づけをしながら考えた。
この家はズ―つと持っていた方が良かったのかな。
これから桜も咲くし、今日なんか琵琶湖越しに沖ノ島まで見える良い風景もあるし。
否、やはり手放す方が正解だったと思う。
友人の父上がおっしゃるように別荘は、お金がかかり過ぎるし、ほっておくと、いつの間にか廃墟になっている。
もう、10年もすると、住宅は方々に傷みが出る。
私は年をとり過ぎる。
思い切った決断だったけれど、今が一番のチャンスだと思える。
IMG_0650.JPG
skogの横道は未だに地道が続いている。
この道が私は大好きだった。
この道の突当りは、比良山系から流れる川に出る。
IMG_0647.JPG
そして、skogの横庭はクリロ―が沢山咲いている。
実は、こんなにクリロ―が咲くとは知らなかった。
私は12月の企画展が終わると、4月までここに来る事はなかった。
10年前に風雅舎が作ってくれた庭なのに、この庭に手を入れる事はあまりしてこなかった。
寒いし、獣害で何をやっても食べられるし、比良おろしの突風がその気を失わせた。
今頃になって気がついてごめんよ。
さて、skogが綺麗になると自宅はますます足の踏み場も無い。
こちらの片づけは来週からとして、明日は最期の大掃除。
10年前に家人とオスモを塗った床を雑巾がけをして、その広さに驚いている。
家人はピカピカにしてお渡ししたいと、良く頑張っている。

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