かんじる比良の誕生物語

「かんじる比良」と言う言葉を聞いて「かんじるって?何を」
「だから、比良をよ」
「比良の何をかんじるの?」
「比良にある全てを感じて下さい」
びわ湖に比良山脈がせまる細長い土地、それが比良なんです。
そこには雑木林があり、里山の生活もあります。
今では珍しくなったしし垣といって獣と人間が住み分けをするために作られた石垣も残されています。
skogはそんな自然が残る比良の地に魅了されてギャラリーをオープンしました。
毎日、びわ湖と比良山を眺めている間にこの自然をもっと大勢の人に知って欲しいという気持ちがモリモリと湧き上がり、同じ気持ちだった「ほっとすてーしょん」のほっとママとある日、立ち話をしている時に思いがいっきに爆発しました。
金属作家の藤原さんに相談し代表を快く引き受けて頂けたので「かんじる比良」は
1年前に20店のショップと作家さんのご協力で始まりました。
比良の雑木林や湖はモノつくりの人たちの創作の場としても愛されており、地域の作家さんのご協力で比良川の畔で野外造形展も実現できました。

2回目以降は「滋賀の作家展」が地域のお寺の本堂で開催され、3回目になる今年は大津市の歴史博物館で比良から離れて開催する事も試みました。
自然、歴史、アート、文化、食を柱に歴史ハイキング、コンサート等を開催し、食部門では比良の地らしい食材を工夫して「かんじる比良」を支えました。
それぞれで活躍される方々のご協力で「かんじる比良」は成長し、沢山の方に比良に足を運んで頂きました。
今年は大津市の新パワーアップ・夢実現事業に認定され、のぼり、巡回バス、ポスター、ガイドブックがパワーアップされました。
昨年の11月に第1回のかんじる比良を開催した時の予算は3万円でした。
20店に¥1000づつを出資して頂き、不足の¥10000は足長おじさんに支えて頂きました。
何も知らなかったから出来たようなものですが、あれこれと迷っていたら
今日の「かんじる比良」は生まれてなかったのかも知れません。
比良は京都、大阪の通勤圏内でもある事から若い方が住み始めています。
「かんじる比良」はこれから若い力で、水面に広がる波紋のように育って欲しいです。

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コメント

    • ほっとママ
    • 2008年 11月 06日

    お疲れ様でした。
    「かんじる比良」と言うイベントを通して
    この地域には本当に沢山のパワーの持ち主がいらっしゃることが分かりましたね。
    これからどんな展開になるのか楽しみです。
    まだまだ比良の魅力はいっぱいです。
    今回参加してくださった方が、これからも何度も足を運んでいただき、
    それぞれの比良を思い切り堪能していただきたいですね。
    そんなきっかけとして、波紋の一石を投じられただけでも良かったなァ!!と思っています。

    • sazanka
    • 2008年 11月 06日

    風邪いかがですか? 少し休みなさいというメッセージでしょうから ゆっくりしてくださいね。
    でも ひどくなかったようですね。しっかり「かんじる比良」の来し方行く末をまとめておられるのは
    さすがあなたですね。
    また 比良の秋を楽しみたいです。

    • さーちゃん
    • 2008年 11月 06日

    はじめました。
    比良ってそんな土地だったんですね。
    ブログにのってる作品がステキだなぁと思ってみていただけだったんですけど・・・。
    今週末ギャラリーに遊びにいかせていただきます♪

    • skog
    • 2008年 11月 06日

    ほっとママさま
    本当にお疲れ様でした。
    ほっとすてーしょんは相変わらずご多忙のようですね。
    何時、お疲れを取るのでしょう。
    ほっとママに出会えて本当によかったです。
    比良はこれから益々発展する地になるでしょう。
    方々で反響が聞こえてきます。

    • skog
    • 2008年 11月 06日

    sazankaさん
    風邪は大丈夫です。
    今頃になって睡眠不足が堪えています。
    お祭り人間だから限界を知らないのですよ。
    後始末が終わればゆっくり休みます。
    かんじる比良は発展途上です。
    これからも比良に注目してくださいね。

    • skog
    • 2008年 11月 06日

    さーちゃん
    はじめまして、コメントをありがとうございました。
    かんじる比良には来られてなかったのですね。
    大丈夫ですよ。
    永久保存版のマップがありますから。
    お会いできたら比良のお話をしましょう。

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