かんじる比良2008-秋 準備編

かんじる比良のイベント「滋賀の野外造形展」が比良川南岸で10月30日から5日間開かれる。
その準備は夏草の生い茂るこの場所の草刈からはじまる。
今年の春は枯れ草だったので楽勝だったけれど夏をすごした後はクズの葉や蔓が地面を覆い尽くしている。


草刈機の轟音が轟き、草が次々に刈り取られる。
比良は花崗岩の切り出しをしていたと言われるだけに土の中は石ころが多い。
草刈機のカマだけでは刈り取れない。
紐式の草刈機を使うと強情な草も木っ端微塵に吹き飛ばされる。
これはかなり危険なので傍に人がいると使えないらしい。
ほっとママはこれを使ってすっきりとさせたいらしく、そわそわと辺りを眺めて時を狙っていた。
さしもの広場も3時間を過ぎると見違えるほどに綺麗になった。

終了の声に皆がホッと引き上げると、さあー出番とばかりにニコニコし始める。
「わたしなあー草刈好きなんよ。始める前は億劫やけど、はじめたら綺麗になっていくやろ。無心になれてアイデアが湧くのもそんな時や」と紐式の草刈機に手を伸ばす。
あまりの見事さに遠巻きに眺めていたら、小さな草の端切れがピシッと顔に当たった。
私といえばレーキの重さを持て余し、刈り取られた草を手に抱えて始末をするのだけれど、ほっとママに以前注意された妊娠中のマムシが恐くてへっぴり腰。
刈られた草を抱くと青々した草いきれが鼻の奥まで届いた。

春の様子

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