2023年今年の桜ー金沢・大津・舞鶴

今年の桜の慌ただしかったこと。
九州から帰った頃から咲き始めて、瞬く間に満開を迎えた。
そばを通ると、桜は枝をゆすってアピールする。
九州旅の後始末も出来ない内に半年前に予約をしていた金沢貴船に行く日が来た。
金沢も桜は満開、大勢の人で賑わっていた。
コロナで3年も我慢した後だから桜と共に人の心も爆発したかのように晴れやかに見えた。

浅ノ川大橋から見上げる卯辰山からは桜がこぼれそうに咲いているのが見えた。
30代には何かと行った場所なので桜に誘われて久しぶりに登った。
眼下に浅ノ川が見えて、金沢の家々の屋根を見るのは懐かしい風景だった。
通りすがりに桜はいくらでも見えるけれど、今年は「ここの桜」と決めて桜の下で弁当を開くのを私は「花見」と思っているので今年の花見は終わってない。
改まって今年の花見の場所を決めなければならなかったけれど、毎日が慌ただしくて決まらない。
その内に散り始めて、いよいよ切羽詰まった。
そうだ、家から10分で行ける田圃に一本桜がある。
棚田百選に選ばれた田圃と桜。今年の花見桜はそこにしよう。
トップ写真は田圃の一本桜。


近くの伊香立にも長い桜並木があった。
舞鶴にも与保呂川千本桜という桜の名所があるのでそのまま足を延ばしてお墓参りに行った。
いや、花見に行った。
実は桜並木は綺麗だけれど家人も私も歴史を感じる一本桜の方が好きなのだ。
けれど、与保呂川千本桜はその考えを変えさせる美しい桜並木だった。


狭い川幅に両岸から桜の木が重なっている。
住宅や畑のあるところなので普段着の桜と言った感じ
けれど、この桜並木は東京の目黒川に劣らないと思う。
いい花見が出来た。いや墓参りが出来た。

この頃は懐かしい子供の頃の風景を辿っている。
先週は私の子供の頃の風景を訪ねたので今週は家人の思い出の場所、舞鶴の五老ヶ岳にも寄り道をして、鶴が羽を広げた風景を見た。

それぞれの土地にそれぞれの美しい風景があった。

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