2020年夏に考える諸々の事

今年の夏は「心が折れる気温」と報じられていたけれど、それはその通りで今日の暑さは半端なかった。
冷房の部屋から出ることが出来ない。
廊下はサウナ状態だった。

今年を異常な夏と思うのはwithコロナの夏だから。
GOTOキャンペーンを進めながら、お盆帰省は何気に足止め。
盾と矛がせめぎあう矛盾な夏なのだ。

コロナの蔓延はそこそこ仕方がない。
と政府は言わないけれど、withコロナとは、共存して過ごす事を指すのだろう。
何時まで続くか分からないコロナ禍
元気な人は出来るだけ普通に暮らして経済を回さなければいけない。
テレビのコメンテーターは、きれい事の発言が多いように聞こえる。
向こう受けするだろうけれど、コロナの1波の時のような規制を敷けば、どれだけ沢山の人が職を失うか。



最近私のところに、市の長寿政策課から「タクシー券3000円分を支給する」というお知らせが届いた。
家人は「タクシー業界の救済だろう」とすぐに気づいた。

私はタクシーを使う必要が無い生活だ。
不要な人には配布中止が出来ると書かれている。
けれど、使わなければタクシー業界の救済にはならないのだろう。
その予算をタクシー業界に直接渡すことが出来ないのが税金なのだろう。
と、なるとGOTOキャンペーンの予算1兆6794億円も直接業界には使えないのだろう。

コロナという災害救済事業なのに、何をしても避難批判の声は大きい。
それは政府にも責任がある。
本気でコロナ感染を防止するぞという気合を感じさせないからだ。

姉母の施設では一層厳しい面会規制が敷かれた。
それは当然の事で仕方がないと思う。
しかし、それは短い期間なら我慢出来る事で、もし半年以上も姉母に会えなかったらとは考えられない。
もっと大変なのは施設の職員さん達だ。
不要不急の外出を控えるようにお願いされている。
若い20代30代の方には辛いお願いになる。
半年も続いたら、離職者も出てくるのではないかと心配している。

2波の次は3波になるのかもしれない。
けれど抑え込む力は、どこかで反転するはずだと信じている。
日本には世界に誇る科学者、医者、経済学者が大勢いるはずだ。
山中先生をはじめ既に力を貸してくださっていると思うけれど、日本沈没の時だ、もっともっと協力をお願いするのはどうだろうか。
そして、政府の力強いメッセージと指導力に期待する。

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