生きる力を助ける景観

どうも日本は景観を大事にすると言う感性を持っていないように思う。
琵琶湖の周りは日本で一番人口が増え続けているらしいけれど、琵琶湖の景観を大事にしているだろうか。
マンションが琵琶湖にジリジリと迫っていき、中核になる町は看板が道路にはみ出すように並び立つ。
滋賀に限らず主要道路はどこも同じチェーン店の同じつくりの店が並び、地方の町らしい落ち着きをなくしてきている。
香港でさえもう少し綺麗だったような気がする。
日本一の琵琶湖の本当に美しい姿をどこからみればいいのだろう。
ところどころに、琵琶湖を観てもいいと整備された場所があるにはあるが、住んでいる私たちが住んでいる事を誇らしく思えるほどではない。
この景観に慣れてしまったらと思うと恐ろしい。
ゴミや落書きがある場所は犯罪が起こりやすいとも言われている。
その反対はどうだろう。
私は八ヶ岳のカラマツ林を観ると、生きている事が嬉しくなるほど元気が出る。
skogは風景のギャラリー、琵琶湖を美しく観られるように工夫した。
と、言う事は景観と精神は密接に関係があるのではないだろうか。
最近の恐ろしい犯罪事件を聞くにつれ、景観をもっと大事にすれば、すさむ心も慰められるのではないかと考えた。
急にこんなことを考えたのは、久しぶりにスウェーデンのガラスの王国を回った時のバクジョーの写真を観て、こんな美しい町に住めたらと思ったからで明らかに思い付きであるけれど、あながち的外れとも思えなかったから。

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