生きがい

来年から団塊の世代が定年を向かえるという事で、定年後の暮らし方について特集する記事や報道をよく目にします。
うちの場合、家人は器用な人で、何でも自分で体験してみたい人です。
貧乏ゆえに手っ取り早く収入になるサラリーマンになった感のある人で、初めから職人になっていたならさぞかし大物に…等と勝手な想像もめぐらせています。
そんな訳で、60歳になるのを待ちかねて会社を飛び出しました。
その後は手当たり次第にお稽古おじさんを続け、今は鉄の職人もどきでしょうか。
長年一緒にいたといっても日付が変わって帰宅し、定時に出勤するのですから本当はあまり知らない人でもあったわけです。
ギャラリーの内装が始まる辺りから本格的に職人もどき生活に入り今は佳境にあるように見受けます。
先週はギャラリーの薪の準備で薪棚を作り薪運びディスプレーと働きどおし
今週は友人宅のばらのアーチつくりと花壇のレンガ積みにいそいそとでかけています。
ドロドロに汚れた作業着を明日も着たいからと昨晩は自分で洗濯機に放り込みサッサと干していました。
自分のしたいことを見つけたのでしょう。
高脂血症の治療薬を現役時代は外せなかったのですが、この1年間の肉体労働が一番の薬のようです。
サラリーマン時代に比べると全くストレスを感じないという。
身体を使っては眠る生活を繰り返し、大分人間らしくなりました。
スーツを脱ぎ、名詞を持たなくなると裸で歩くような寒さを覚えた時もあったと思うけど、淡々と過ごす日常が彼をささえている。と私は見ている。
コメント
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こんばんは!
うちの相方さんも平日は朝でかけると日にちが変わりそうな時間に帰ってきてご飯を食べたら後は寝る。の毎日です。
でも田舎に引っ越してきてからは、休みの日になると朝早くおきてせっせとベランダのプランターをごそごそやっています。早く本物の畑をやれる時間を与えてあげたいです。今40歳。15年は待っていただかないとですが・・・。
家人さんはすばらしいですね。なんでも器用に出来る人ってのは家にいるとありがたいですよね。
いのぶさん こんばんわ
40歳のご主人様は働き盛りですね。
60歳からでも2~30年の人生が残りますよ。
先は長いですからねえ。
ただ、現役時代に好きなものを見つけておかないと急には見つからず、失速するそうです。
うちの父もまったく似たような感じですよ。仕事も、それはそれで好きなようなので定年を過ぎても続けていますが、畑仕事に家具作り、すでに趣味の域を超え始めています・・・。とっても楽しそうです。
さきよさん こんばんわ
さちよさんのお父様の世代は私たちと同じでしょうから、良く働いた世代ですよね。
それにしても、家具つくりとは凄いですね。
楽しそうにしていることが家族の幸せですよね。