3つの台所

三上山遠望

私は、3つの台所を持っています。
どの台所もそれぞれ持ち主がいるので厳密には私のというわけではありません。
が、米の残量をチェックし光熱費を支払う通帳を管理しているのでやはり3つの台所を持っていることになります。
家人、姉母、私の台所の事です。
家人の台所は60の手習いから始めた料理が様になってきました。
姉母の台所は毎週木曜日に私と家人が夕食に出かけます。
木曜日は定休日で私達はそれぞれの時間を過ごした後、姉母の台所のお世話になり、業務連絡を確認します。
今日はその木曜日
作り方を忘れたと言いながら「がめ煮」を作っていました。
「筑前煮」の事です。
家人はどんな時も「おいしい、おいしい」と言ってパクパク食べてくれます。
姉母は、残りのがめ煮を大きなタッパーにいっぱい入れて家人に渡していました。
「お塩入れた?」「忘れた」という出来のものです。
私の台所に集まるのは盆と正月になりました。
寂しいような、嬉しいような・・。

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