命懸けの通院

姉母が食道がんと診断されて大凡、3年が経過した。
おかげさまで、ガンはすっかり影を潜め、姉母も年齢並みの弱り方をしてきたが、ガンの為に悪くなっているようには見受けられない。
その間、数度の検査と検査結果を聞くために大津日赤病院に行っているが、体調が悪い時は通院の待ち時間で体力を消耗した。
予約時間に行くと既に1時間待ちの表示がされている。
今まで、1時間から2時間は予約時間から待たされる。
予約時間を患者が勝手に判断して遅く行くのもどうかと思うので、大抵時間に間に合うように行き、奇跡を願うけれど、叶ったことはない。
今日、一人の男性が声を荒げて看護師さんに詰め寄っていた。
「時間通りにきて、いきなり1時間遅れって事はないやろー」と言っている。
まだ、通院を始めたばかりだろうなーと思いながら「待つのが当たり前と思ってるのかなー」と私も思う。
同じ時間帯に多人数を入れすぎているとしか思えない。
姉母の診察時間は5分「検査結果に悪いところは出ていませんでしたよ。良かったですね。次は半年後に検査しましょうね。」これだけ。
空いている放射線科で既に結果は聞いているが、半年後の予約を取るために2時間待ちだった。
医療会計は70円 駐車料金はそれより高い100円だった。
ガン治療後の検査は今回で3回目になる。
カメラを飲むのでかなりしんどい検査になる。
元気なら来年の4月に次の検査をし、その後結果を聞きに行くという、今回と同じことを繰り返す。
それも、姉母の体力があればの話だ。
決められたことを途中でやめることのできない性格の姉母のことだから、来年のカレンダーが来たら丸印を一番に付けるのだろう。
来年3月で88才、がんと姉母の戦い続くようだ。
病院が予約時間厳守に真剣に取り組んでくれれば患者のストレスは軽減され、病気の回復ももう少し早かろうと思うのだけれど、大津日赤の問題だけではなく全国の大病院は同じ状態だろう。
待たせて当たり前ではない病院が出来たら流行るだろうなー。
病院に付き合った私は夕方まで疲れきって眠った。
姉母には、命懸けの通院だった。

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