年の瀬のネイルと、少しだけ遠くなったウキウキ

今年最後のネイルサロンに出掛けた。
お正月らしく、少し華やかにしてもいいかと思いながら、結局はいつもよりも少しお正月向きに仕上げた。
いつ頃からネイルを始めたのか、はっきりとは覚えていない。
けれど、もう十年以上は経っているだろう。
いつの間にか、ネイルは生活の一部になり、特別なものではなくなっていた。
最近は、その「出掛けること」自体が面倒だと感じることがある。
以前なら楽しみにしていたはずのネイルサロンも、美容院も、今は予定として入るだけで少し気が重い。
ウキウキするよりも、面倒臭いと感じる自分に、わずかな失望を覚える。
これもやはり、高齢化現象なのだろうか。
自分の変化に気づき、少しだけ戸惑っている。
ネイルは長く続けているので、外してしまうと爪が弱くなっている。
それが嫌で続けてきた面もある。
けれど、クリニックで酸素濃度を測る際などは、あまり良い顔はされない。
そろそろ、けじめをつける時なのかもしれない。
そう思いながらも、決心は簡単ではない。
決して綺麗とは言えない手を、人前にさらすのは申し訳ない。
そんな気持ちが、まだどこかに残っている。
その思いが残っているうちは、未だ気力があるということなのだろうか。
そう考えると、少しだけ救われる気もする。
楽しみだったものが、負担に変わっていく。
それを寂しいと感じる自分と、受け入れようとする自分が、今は同時に存在している。
年の瀬のネイルは、そんな心の変化を映していた。
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