びわ湖端に夏が来た

西日本では、観測記録史上最速の梅雨明けとなったようである。昼のニュースで「梅雨明け宣言」が出されたことを知り、驚いた。やはり、例年とは様子が異なる。今年の梅雨は短く、猛烈な夏日の翌日には亜熱帯のような雨が降った。この異例の展開は、これから楽しみにしている果物の成長にも何らかの影響を及ぼすに違いない。

昨日は早くから豊中のクリニックへ向かった。「昨夜は久しぶりに涼しい夜だったねえ」と話しながら、午前7時半、薄雲のかかった比叡山を横目に出発した。気温は25℃、この時期にしては快適である。「案外涼しいねえ」と言いつつ車を走らせていたが、大阪に近づくにつれ気温はみるみる上昇した。「あれ、28度あるわ。この距離で3℃も違うかねえ」と言っていたのも束の間、1時間後には車内に差し込む日差しも強まり、外気温はついに30℃に達していた。
午後には、びわ湖端の我が家でも30℃を記録した。とはいえ、朝の体感温度や空気の軽やかさからすれば、大阪の暑さとはやはり一線を画しているように思う。
「大阪はやっぱり暑いんだ」というよりも、「びわ湖端はやっぱり涼しいのだ」と、あらためて実感した一日であった。
季節の進み方に戸惑いながらも、今年の暑さは覚悟がいるようだ。
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