認知機能検査のコツと動体視力について|高齢者免許更新の記

75歳以上の車の免許更新は厳しくなり、3年ごとに認知テストと実技がある。
高齢者の事故が多いから仕方がない事と思うし、自分のためにもいいかもしれないと思う。

私は運転を始めて半世紀をはるかに超え、その頃は自動二輪免許が自動的についていた。
スピード違反のチケットが記憶の限り2回、一方通行逆走の違反1回。
いまだ免許返納の気持ちにはなれない。また3年更新すれば次回は家族が心配する年齢になるだろう。
その時に考えることにする。

一番気になるのは、認知機能検査
これは警察庁のサイトに全問題が掲載されているので事前に覚えておくと良い。
私は諏訪湖旅行の翌日がテストだったので、車の中でムニャムニャと覚えた。
35点取れれば良いそうだけれど、覚えてしまえば100点は簡単だ。覚えられなければ35点も危うい。それが分かっているから警察庁のサイトで発表しているのだろう。

どうやらAパターンが多いという話もある。実際に私もAパターンだった。
コツは歴史の勉強の時のように、あれこれと物語を作って覚えること。

個人的に心配だったのは、動体視力。
前から動いてくる視力テストの輪の切れたところを素早く見つける。

早く反応することが必要らしい。私は凹むほどの言葉をもらったのでパソコンで動体視力を調べた。

70歳以上で動体視力は0.1まで低下
通常の視力表を用いて計測するのは静止視力と言い、動く物を見る時の視力を動体視力と言います。自動車運転で問題になるのは動体視力です。
若い人でも、動体視力は静止視力よりも劣り、動く物のスピードが早くなると、その傾向はさらに大きくなります。加齢によって眼球を動かす筋肉の反応が衰えれば、動体視力は更に低下します。動体視力は、一般的にピークとなる20歳前後に0.8前後あったものが徐々に衰え始め、40代からは急激に低下していきます。平均的な70歳以上の人の動体視力は0.1前後まで低下しているという報告もあります。
そのため、70歳以上のドライバーは免許更新の際に動体視力検査を実施することになっています。
動体視力が低下すると、距離感覚が不良になります。その結果、車間距離が取りにくく、追突事故を起こす、右折時に対向車が思いがけなく早く近づいた、車線変更が難しいなど、日常的に運転に支障をきたす原因となります。

高齢者安全運転診断サービスサイト

 

私は0.2だった。
凹むことは無いと自己診断をした。

ただ、この検査の時はマスクを外すように指導されたが、検査機械の消毒がなされなかった。検査員は咳き込み鼻をすすり怖くて仕方がない。
「消毒して下さい」と言葉で伝えてアルコール付テッシュで拭いた。
運転検査は以前はその車を使う人は後ろ座席に乗っていたものですが、今は一対一でコロナを意識している。けれどハンドルを都度消毒しているとは思えない。
高齢者は無頓着と思われているのだろうか。自分でテッシュを持っていくべきだった。

ドライブの注意点は一旦停止ラインを踏まないように、ウインカーは必ず出す。右左折した時に隣のレーンに入らないように気を付ければ問題ない。自分の車ではないので乗りにくいのは仕方がない。

私は「アクセルの踏み込みがきつい、動体視力が悪い人は事故につながる」
と、注意を受けた。
自分の車はブレーキを外せばスルーっと動くのでアクセルを踏むまでもないけれど、そういう癖があるのかも知れないから気を付けようと思う。たまには、こういう検査で運転技術を確認するのはいいかもしれない。

ところで何時から免許更新が誕生日を中心にするようになったのだろうか。
冬生まれの私は、免許更新後に桜吹雪の多磨霊園を散歩した記憶がある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る