思い込み

金沢乙女鮨で焼いてもらったブリカマは美味しかった。
近江町市場に行くとブリカマがゴロゴロとある。
しかも1切れ¥400 安い。
傍で、家人が「買おうか買おう」とけしかける。
実はチョット自信ないんだわ。
念の為に切り身も買っておこうかな。
ためしてガッテンの焼き方で鰤の照り焼きを作った。
今までの工程と違うところは鰤の切り身に薄力粉をまぶすところ。
寒ブリなんだから、自己流以上の物に仕上げなければと気合が入る。
勝手が違うと仕上がりも違う。
いつもの調味料の方が美味しかったような気がしないでもない。
ブリカマは塩をしっかりして臭みをとり、オーブンで焼いた。
すぐ調理はしたけれど、暮の買い物だったので、ぶりまでは手が伸びず、冷蔵庫に暫く寝かせてしまった。
家人が「ブリカマ、ブリカマ」というので、チョット温めたけれど香ばしい香りはしていない。
実は照り焼きも、ブリカマも出来上がった瞬間に鮨屋さんの物とは別物である事は分かっていた。
それで、一寸つまんでみようかという気にもならず冷蔵庫にお入り頂いていた。
一緒に近江町に行ったSさんがやってきて言うには「近江町で買った鰤、氷見の寒ブリじゃなかったねえ」だって。
金沢近江町で買えば氷見の寒ブリに決まっていると言うのは思い込みだったのか。
現地は安いと思い込んでいたので、妙に安い切り身も迷わず買ったんだけれど。
家人が比良へ帰る日に(黙って)全てタッパーに詰めて渡した。
(念のため、ぶり以外にも食料は沢山渡していますよー)
その後、ブリについては家人から何のコメントもない。
何でも一緒という事かと、がっかりしたりホッとしたり。
昨日、家人が空になったタッパーを持って来た。
それでも、ブリの話は出なかったし、私も聞かないようにしている。

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