高橋尚子選手

Qちゃん、やってくれました。
東京は青空の模様。スタート前の記者会見で足の故障を発表して以来、
私の方が落ち着かず、今回を逃しては後がないとヒヤヒヤしていた。
35kmのブルーラインを超える時、先頭の3人は揃って腕時計をちらっと見ていた。
テレビはその後第2集団にきりかわった。
突然画面が変わると高橋選手が一人で走りはじめているようだ。瞬間「置いて行かれた」と勘違いしたほどである。テレビ中継も無事35kmまでの姿を見届けて安心したのかその瞬間は映していない。
これほど驚かされるマラソンはめずらしい。解説者もオセロゲームのような場面展開であると興奮気味である。
高橋選手がよもやダッシュするとは思ってもいなかった、2人の選手は体勢が整わないのか一気に距離を離された。
夢のような気さえする。
マラソン後の会見で「みんなに夢の実現を目指してもらいたい」といっていた。
本当にそうだね。
努力は報われる。
この頃のスポーツ会は10代の選手が活躍している。平成生まれである。
時代の隔世を感じていたが、高橋選手のように30代になって、もっと上を目指す選手が出て来た事が嬉しくて、ついつい熱くなってしまった今日のマラソンでした。
小出監督の笑顔もよかった。

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コメント

    • 2005年 11月 21日

    今晩は。Qちゃん見事でしたね。足の故障を聞いた時は今度もダメかなあ、といつ棄権するかとハラハラしながら見ていましたが、一気にトップに出た時のスピードには家族で一斉にコブシを振っていました。また2年前、水道橋の沿道で応援する我々の前をトップで駆け抜けながら負けた彼女を思い出して感慨ひとしおでした。

    • skog
    • 2005年 11月 21日

    fさん 
    Qちゃんの走る姿カッコよかったですねえ。涙がでそうでした。本当に元気をもらいましたよ。
    足元にも及ばない甘い生活を反省しています。
    それぞれに分はあるけど、自分の分は懸命にやろうと決心を新たにしました。

    • ひとり
    • 2005年 11月 21日

    2年前の悪夢を払拭するために、敢えて東京国際を選んだ彼女。復帰レースならば、もっとタイムの出やすい楽なレースがいっぱいある中で…….
    足の故障にも負けずに頑張りましたね。本当は痛かったでしょう。それでも自分からスパートを決め、一気に勝負に出ました。本当に力強い走りでしたね。
    国立競技場に帰って来たときはウルウルしてしまいました。
    おめでとう!! Qちゃん。
    感動をありがとう!! Qちゃん。

    • skog
    • 2005年 11月 21日

    ひとりさん 
    コメントとトラバをありがとうございました。
    昨日も今日もQちゃんデーでした。
    久しぶりに明るい話題で何度観ても、嬉しいかぎりです。
    彼女のコメントは、大袈裟ではなく歴史に残るでしょうね。
    心に響く言葉でした。

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