町内に響く音楽の喜び

昨日は、札幌で昨年よりも22日早い初雪が観測されたとのこと。 一昨日まで夏のような気温だった大津市も、今朝はさすがに冷えた。来週にはまた夏日が戻る予報が出ているが、秋の長雨のような予報もあるので、今のうちに夏物を片付けようとすると、時間が経つのがあっという間だ。

こんな日曜日、町内の市民センターで「ルフレトロンボーンカルテット」のコンサートが開催された。 今回で9回目となるこの町内コンサート、会場は満席。 トロンボーンだけのカルテットということで、ボリュームがすごいのではと一番後ろの席に座った。
最初の音こそ確かに驚いたけれど、それが心地よい音になり、重厚に重なるトロンボーンに聴き入った。
彼らは、それぞれ大阪フィルや宝塚歌劇団などで活躍する若いトロンボーン奏者たちで、流石に演奏会の進行も軽快でスマートだ。

第1部では「天地創造」ー大いなる偉業を成し遂げられたーが演奏された。
初めて聴くトロンボーンだけの演奏は脳まで響いて刺激的だ。昨日のアストロリコの演奏で相当に脳は痺れていたのだが、その上書きをされるような音だった。
音楽がこんなに素晴らしいと改めてワクワクさせられた。

第2部では、トロンボーンはポピュラーな楽器ではないので、楽器の説明や、何をきっかけにトロンボーン奏者になろうとしたのか等の話で場を和ませた。
楽曲は「四季の詩」や「北酒場」といった私たち普段に知っている曲を聴かせてくれた。トロンボーンだけでで演歌を演奏することに少し驚いたけれど、主旋律もメロディーも美しい響きで他の楽器が入る隙間が無い演奏だった。
演奏者たちも、4本のトロンボーンが集まることで新たな挑戦ができる事がとても楽しいと話をされた。

思い返せば、かつて船橋市に住んでいた頃、町内の市民センターでは有名なピアニストのコンサートや講演会が頻繁に開催されていた。
文化が近いとはこういう事かと羨ましく思っていたことがある。

我が町内でもこのようなコンサートが開催されて文化が少し近づいたような気がした。

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