いっぽん桜 ‐ 山本 一力

北方水滸伝を13巻で休んでいる間にかなりの本を挟んでしまった。
目に着く本がどれも読みたくて止まらなくなる。
読書の時間は入浴時間と入眠時間だけなので早々進むわけではないけれど、読書は手当たり次第である。
水滸伝は17巻までが積み上げられている。今は14巻を読んでいる。

暫らく休んだ所為か面白く3日ほどで読了しそうなのだけれど、また違う本を見つけてしまった。
友人のうちへ行くとその辺に置いている単行本に目がいく。
読書は早い人だから既に読了の形で積まれている。
「持って帰っていいよ」の一声で、3冊の本が間に入っている。
1冊が浅田次郎、2冊は山本一力
友人とは読書傾向まで似てしまう。

「いっぽん桜」山本 一力著という本から読み始めた。
何時読んでも筋を通す市井の人物が主人公。
自分が筋を通せるのは、自分が正しいからだけでは通せない。
周りが通させてくれていたと気づくのには時間がかかる。
その間合いにちりばめられた登場人物に無駄な人がいない。というのはありがたい様な、厳しいような。
善人は傍にいる悪人と比較して善人になることもある。
いつも誰かのお陰かもしれない、と宗教家のような事を思わせる読後感が一力さんの本である。

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