ガムシャラ人間の心得 – 佐藤 愛子|ある一言に救われる

書店で平積みされていた本の帯にフッと目が止まった。
「労苦をいとわず筋を通す」
いつも背負込む厄介事は、私の性格ゆえに避けて通れない。
自分勝手な思い込みで、頼まれてもないのに解決に走り回る。
この本を読めば、心得が出来るのかな…

イヤイヤ、愛子女史の怒号を心地よく読んでいたら、ますます正義感が強くなる。
いけない。
正義感が強いと日本では生きづらい。
支持率40%台をキープする安倍総理の詭弁を聴くだけで全身蕁麻疹だ。
「そんなことは小さい事、つまらない事にとらわれるより重要事項の審議をするべし」と偉い評論家先生は仰る。
子供の頃「うそつきは泥棒の始まり」と教えられた。
〇〇かも知れない人を総理に頂いて、正常な国会運営が出来るのかなー。



話がそれた。
私は「ガムシャラ」が悪いとは思わない。
けれど、ガムシャラをまき散らすと、周りに人がいなくなるのもどうやら本当だ。

姉母のケアマネさんに教えられた。
姉母の小さな変化に、あれやこれやと頭を悩ませていた時に
「『いいかげん』は『良い加減』とも言いますから、少し離れてみられたらいいんじゃないですか」と。

もやの中から助けられたような気がした。

一行の文字、アドバイス。
その時に必要な文字や言葉はすんなり体の中に入るものだ。
私の「ガムシャラ性格が急に変わることは無く、思いどうりにはならないけれど、成るようになるのが人生だろう」と、少し分かりかけて来た。

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