過去の記事一覧
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「水神」帚木蓬生ー筑後川の流れの下に
2026.2.14
詳細を見る博多で暮らしていた頃、私はよく筑後川沿いに車を走らせた。 筑後川は九州一の大河。流れに沿って温泉町が点々と並び、周囲にはゆったりとした田園風景が広がる。 小説の舞台にもなった吉…
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一か月、平岩弓枝を読み続けて気づいたこと
2026.1.12
詳細を見る一か月間、平岩弓枝の小説を読み続けた。 はじめの方こそ面白く、品があり、昭和の匂いのする背景にぞくぞくしたものである。 数冊読み終える頃、私の中に「何か違う」と感じるものが…
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暮しの手帖から始まる一年の支度
2025.11.24
詳細を見る今年も『暮しの手帖』の winter 2025–26 号が発売された。毎号欠かさず買っている雑誌であるにもかかわらず、定期購読には踏み切らず、書店で手に取りパラパラとめくってから買…
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知らぬ間に、平岩弓枝の世界へ
2025.11.2
詳細を見る最近、心を掴まれる小説に出会うことが少なくなり、本棚も静まり返っていた。 そんな折、ふと手に取った一冊「女の家庭」が、思いがけず新しい扉を開いてくれた。 手元にあったその本…
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学ぶことの意味を教えてくれた‐高田郁著『星の教室』
2025.10.28
詳細を見る坂本九の「見上げてごらん夜の星を」は、永六輔が夜間学校に通う学生のために書いた詞であるという。 同じく「上を向いて歩こう」は、安保闘争に敗れた自分たち若者を励ますために作られたも…
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契り橋と幾世の鈴──商い世傳の余韻
2025.10.3
詳細を見る『あきない世傳 金と銀』本編を夢中で読み進め、読み終わったときに物語は完結したものと思い込んでいた。ところが続編ともいうべき特別巻があると知ったのは、つい最近であった。しかも上下二…
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こっそり読んだ手紙が教えてくれたこと
2025.9.29
詳細を見る『暮らしの手帖』三十八号を購入した。 毎号楽しみにしている「家庭学校」を読んで、今回はとても心に残る投稿に出会った。 タイトルは「こっそり読んだ手紙」。 投稿者が中学…
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NHKドラマ再放送 浅田次郎『母の待つ里』
2025.9.20
詳細を見る浅田次郎の本は、二度目に読んでも初めてのように飽きることがない。大抵、心の琴線を掴まれてしまうからである。 「母の待つ里」がNHK土曜の夜に再放送されている。昨年の秋に初めて…




