表象乳房ー2

乳房文化研究会の15周年記念OPPAILAB-Ⅱがワコールの協賛で表参道のスパイラルビルで開かれた。
3人の女性パネラーがそれぞれ専門の立場から[乳房はなぜ進化したのか]とか[ファッションによりOPPAIは変幻自在な存在となる]とかが語られた。
そもそも、OPPAIの話が出来ますかというのが、パネルトークの主題であるが、かなりアカデミックな話で早起き強行軍の私はフッと眠りの国に誘われた。
そこへ異色の内田春菊さんが加わると、急に話は身近になり、4人の子供に授乳後もいかにOPPAIを形良く保存するかと微にいり細に入り話を進め場を沸かせてくれた。
2部では鉄工房主宰の本郷先生の創ったOPPAIと鉄管により創りだされる空間を打楽器奏者高田みどりさんは自在に音に変えて演奏していた。
これは思いがけない音の繫がりに皆感動した。
楽譜があるわけではなく一回限りの演奏でも照明の効果もあって、迫力のある演奏になった。
CTスキャンされたようなOPPAIはどう使われるのか、興味津々で見つめた。
鉄のOPPAIの周りを金のタクトでなぞると思いがけない涼やかな音が会場に響いた。
南部鉄の風鈴のようだ。
OPPAはデリケートな音色が似合う。
副題の「揺れるOPPAI」の通りに振動はホールの隅々まで揺らしていた。

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コメント

    • sazanka
    • 2006年 10月 09日

    10月1日 同期会の帰り 有楽町駅前でピンクのリボンをもらいました。今月は乳がん撲滅キャンペーン月間とか。 OPPAILABはそれと関係ないのかな?東京タワーはその夜ピンクに飾られるということでした。
     忙しい10月です。文化は もっとゆったりと味わいたいものですね。行事が目白押し。自分で忙しくしている部分もあるので・・・
     さくら ほとんどのさくらは葉っぱが虫にやられて黒い幹だけになっていますがーー昨日信楽に行く道々ーーーそこのさくらは 強いですね。
     藤本 秀さんという「土人」 すばらしい作品でした。
    いつか あなたが話していた方じゃないかな?とふと思いました。

    • じゅん
    • 2006年 10月 09日

    授乳後におっぱいの形よく・・・・云々のお話は興味シンシンです。
    おっぱいだけで4ヶ月も生き抜いてどんどん大きくなる赤ちゃんは不思議ですよ~。おっぱいってすごいんです!

    • skog
    • 2006年 10月 09日

    sazanka さんこんばんわ
    10月は乳がん撲滅月間です。京都駅前でも無料で検診をするそうですよ。
    乳房文化研究会は女性と切り離せない乳房(ニューボ-)を通じて生き方を探ります。
    中々話題に乗せにくいことにスポットを当てた珍しい研究会です。
    藤本さんの作品、力強いでしょう。
    器の趣味は信楽に始まり信楽に終わるといわれる由縁を納得させられますよね。

    • skog
    • 2006年 10月 09日

    じゅんさん そうそう授乳中でしたね。おっぱいだけで赤ちゃんは育つ、うん すごい!
    春菊さん曰く、授乳後に飲み残しを絞って捨てるように病院で指導されるそうですが、捨ててはいけないというのが自説だそうですよ。授乳ブラより普通のブラの方が良いとか話されていました。残りを捨てるとおっぱいは空になるので型崩れの元になると考えたようです。新しいおゅぱいを飲ませる為なら授乳の前に少し捨てる方が理にかなうと言うお説です。とても形が良いので見せてもいいのだけど別ギャラになるからと冗談を飛ばしていました。

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