• 2006.10.9
• 小話
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富士山

新幹線も飛行機でも東に向かうときは富士山が見えるかどうかはとても気にかかる。
飛行機で上から遠目にみえる富士山は端正で、さすがに日本一の山と日本に富士山があることに喜びさえ感じる。
機内放送もあり、かなりの確立で上空から富士山はみれる。
ところが新幹線ではかなりの確立で見えない。
これは私の個人的な統計である。
以前はよく利用していたといっても年間１５回くらいなもので、今は年間１度か２度の新幹線利用では富士山など望みようもない。
前日の大風と早朝の新幹線が効を奏したのか、上空に雲を抱えながらも長い裾野を引いて久しぶりにありがたーく仰ぎ見たことです。
以前は富士山が見えるときは車内放送があったように思ったが、最近は車内を静かに保とうとする動きもあってか、本でも読んでいれば気がつかないで通り越す。
夜の大阪行きに車窓の風景はない。
そういえば私はいつも夜にゴソゴソ動く人間で全く当てにならない統計をご披露したことになる。
帰りの車内でこの日に富士山は初冠雪をしたと字幕スーパーに出ていた。
そのときの雪雲が撮れているかも知れない。

先ほど北朝鮮の核実験実施のニュースを聞き、安倍総理の発言を注目しているが、今のところ具体的な制裁の方法が明確にされていない。
核実験は十分に予想されていたのだから、すかさず制裁のコメントが出るものと思っていただけに少し歯がゆい。
あの国が内部から壊れるのを待つしかないのか。