八ヶ岳の紅葉と思い出|白州町で新しいお店開拓

八ヶ岳は八ヶ岳倶楽部のギャラリーや林に憧れて通い始めて30年位になるだろうか。

このギャラリーでアトリエ小市の河合悌市さんやバラの絵を描く流郷由紀子さんに出会った。
柳生慎吾さんに小さな鉢植えに植え込みをしてもらったこともある。柳生 博さんとは庭の本を通じてお話をした事もある。
大切な場所ではあるけれど、前ほどの頻度で出かけることは無くなっていたが、今は紅葉がきれいな時期だからと寄り道をした。


思った通り森の中は紅葉真っ只中だったけれど、柳生 博さんが亡くなられて今年の秋は少し寂しい。

八ヶ岳高原大橋
この橋のたもとには、小さなパーキングがあって橋からの眺めを堪能することが出来る。

空気の澄んだ秋空には富士山が見えた。

反対の方角は八ヶ岳。贅沢な風景に出会ったものだ。

何処まで走っても秋、秋、紅葉

白州町(はくしゅうまち)に気になるお店が2軒ある。

1件目は、ゼルコバ Zelkowa 天然酵母のハードパンで黒く焦げて美味しそうなパンが並んでいた。写真は外観しか写せなかった。
県外ナンバーの車が次々に並んだけれど、店内は狭くすぐに出ないといけないかと焦ってしまった。

2軒目は、白州・山の水農場直営きのこ専門店
ゼルコバ Zelkowaの数軒先で小さな蔵を改装した可愛いお店に可愛い店主さんだった。
肉厚のしっかりしたシイタケや乾燥なめこやキノコピザ、アップルパンなどを頂いた。きのこ好きだけれど、珍しいキノコを上手に使いこなすのは苦手。
椎茸は半日ほど天日干しにして使ったけれど、歯ごたえのある久しぶりに美味しい椎茸だった。

ここのお客は私一人だったので、店主と少し話をした。
「何方から?」と聞かれて「滋賀県」と答えると思いがけず「滋賀県大好きです」と言われ驚いた。京都の陰に隠れてびわ湖しかないと思われていると思っている私は、初めて滋賀県を好きという人に出会った。

「何処が好きですか?」とお聞きするとまた驚く言葉が返って来た。「滋賀県栗東市にきのこの神社があるんです」恥ずかしながら全く知らなかった。「神社の名前は?」しばらく考えた「あーそうそう、菌神社(くさびら神社)っていうんです。菌が沢山出ますようにとお参りに行きました」なんと新鮮な情報だろう。

菌(くさびら)とはキノコの古い表現の事だとか。他所で滋賀県の珍しい情報を頂いたのは初めて。嬉しくなった。
林真理子さんがこの地域のご出身で、会談をされたそうなのでひとしきり彼女の本や噂話で盛り上がった。
きのこ以上の収穫をもって心ぽかぽかのひと時だった。

この日の夕食は諏訪湖のうなぎ林屋へクーポンを持って出かけた。
●二色重(※蒲焼きと塩焼き、一度にふたつ楽しめます)
うなぎ(蒲焼・塩焼)/吸い物/漬物/薬味

塩焼きは、たれ焼きと違ってあっさり。わさびを少し付けて食べると美味しい。
初めての経験で、なにか得をした気分だ。

この夜は諏訪湖の温泉で温まり、しっかり眠って旅を閉めた。

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