信楽陶芸の森
定年以降、焼き物を趣味とする兄が、信楽に行った事が無いというので、久しぶりに信楽に出かけた。
まずは、陶芸の森にと行ってみた。
丁度、信楽焼の近代とその遺産、岡本太郎信楽へ
という展示があった。
信楽焼は富岡製糸場で使われていた製糸用の鍋(糸取鍋)や化学工場で使われた外装タイルを数多く作り、タイル技術に惹かれた岡本太郎は、万博会場の太陽の塔の背面の「黒い太陽」をはじめとする陶作品の大半を信楽で制作したという経緯があり、その時の模様が展示されていた。
たまたま東京オリンピックのエンブレムが使用中止になり、デザインの難しさが語られる昨今だけれど、岡本太郎の時代にはPCもない、岡本は何にインスパイヤーしていたのだろうか。
陶芸館では「土・祈り・イマジネーション・・岡本太郎の言葉と共に」展が開催されていた。
館内に展示されたパプアニューギニアの面の中に、太陽の塔の顔に良く似たものがあるように見受けた。
さて、どうだろうか。
1970年万博のポスターや入場券も展示されている。
これは、座れない椅子のデザイン画
そして、これはその椅子
東京オリンピックのデザイン騒動を岡本太郎に聞けば、何と答えてくれるだろうか。
最後に、陶芸好きな兄の為に留学生が制作している工房を覗いた。
広いスペースが綺麗に整理されて使われていた。
皆、笑顔で愛想がいい。
見学する私たちを見学していたかも。
明日9月3日から9月9日までskogは休廊させて頂きます。
明日からBlogは、Skog Face Bookに移行致します。
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