華やかなフィナーレ

日本の海岸線をドライブすると大きな太陽が今にも落ちそうな瞬間に遭遇する。
でも、何故か必ず雲が太陽と海の境目に現れて、かぶさってくる。
雲に向かって「待って、待って」と祈る気持ちと諦めが何時も交差する。
そんな経験をお持ちの方も多いはず。
ヘルシンキとストックホルムを結ぶフェリーの上で海に吸い込まれるように沈んで行く太陽をはじめて見ました。
光の矢が海上を染めて息をのむ美しさで太陽は沈んで行く。
白夜のバルト海クルーズにこれ以上望むものは何もなかった。
船上は国際色豊かに彩られているが、海と太陽の間には何もない。
あまりにも華やかなフィナーレに、周囲の音もかき消され太陽とふたりの世界を楽しんだ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この夕日は何月、何時の撮影ですか
fさん
夕日の撮影日は去年の7月15日です。
白夜でしたので、少し記憶違いがあるかも知れませんが、午後8時半~9時頃かと思います。