紅葉の中を走る
11月の初めは信州の紅葉が美しい季節になる。
渋柿を買う時のコースは、下伊那郡高森町から「もなりん」で「林檎」の買い物をして「モンテリイナ」をちょこっと覘く。
箕輪まで行ったら権兵衛トンネルを抜けて19号線を中津川まで下るのがお決まりのコースで、特に権兵衛峠の紅葉は毎年の愉しみである。
モンテリイナの入り口に「ラコリーナ」の看板を見つけた。
1階の一角に建築家藤森照信作と一目で分かるオブジェがあった。
藤森さんは「建築緑化」をライフワークとされているとか。
期間限定で滋賀県の「たねやの菓子」を販売中だった。
「かんてんぱぱ」の寒天を使って菓子を作っているというご縁だそうだ。
思いがけない所で藤森作品に出会って幸運だった。
そして、権兵衛峠の紅葉は「からまつ」が美しい。
そして次のお楽しみは中津川にある。
箕輪から高速に乗らずにわざわざ行く価値のあるところ。
「くりきんとん」が有名な「すや」が中津川インターの近くに在る。
「栗きんとん」も美味しいけれど、ここで「栗汁粉」を食べなければ「渋柿」「紅葉」」「栗」という秋の愉しみ三拍子が揃わない。
いつもの事ながらながーい行列に並びながら楽しみを待つ。
熱々の「栗しるこ」を食べると、今年も秋が来たと心から思える。
中津川からはノンストップで帰宅する。
あー今年も行けたと安堵するのは、帰ってお風呂に入った時だ。
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