古都燃える4連休|墓所ショッピングの続き

墓所ショッピングの続きで午後から京都に出かけた。
山科で京都東インターと合流する道に入る。
これが、半年ぶりに見る光景になっていた。
インターから五条通に出られない車列が延々と続いていた。
写真は帰り道、インターに向かう車列。

昨日は、お彼岸のお参りもあって清水寺界隈はてんこ盛りの人出だった。
静まり返っていた京都が、久しぶりに燃えていた。

東福寺内の塔頭を、墓所の管理人さんに案内してもらった。
案内人は若い男性で一緒に歩いているとマンションギャラリーを見学しているような気になって、家人と笑ってしまった。
東福寺内の広い境内を西に東にと歩くと、ヒンヤリしていた午後の日差しでも、うっすらと汗が出てくる。
特別拝観の期間中もあって、先日よりは賑わっていたけれど、清水寺界隈とは全く違う。
墓所の案内人は、いつの間にか東福寺のガイド役になって中々楽しい墓所ショッピングになった。
東福寺は京都でも有名な紅葉の名所で、紅葉の頃なら清水寺以上の賑わいを見せる。



境内を東西に横切るように「洗玉澗(せんぎょくかん)」という渓谷があり一筋の川が流れている。
その上に臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)の三名橋と称される3つの橋が架かっている。
そして、その中でもフォトジェニックな橋と言えば通天橋だろう。
臥雲橋の上から通天橋の方向を写すのが一番美しいと言われるけれど、観光客が増えすぎて危険になり、最近はこの橋から写真を写すことは禁止されている。
写真の橋は「偃月橋」で、方丈の東側にあり、塔頭(たっちゅう)寺院の龍吟庵(りょうぎんあん)や即宗院(そくしゅういん)へ行くための橋で、秀吉の正室高台院がつくられたそうな。

橋の下は、青紅葉が重なっているので、紅葉すればさぞかしと想像できる。
普段はこの先の塔頭は非公開ということもあって、訪れる人の少ない「隠れスポット」である。

私達は、思いがけないガイド効果もあって、すっかり東福寺に魅せられてしまった。
数年後か数十年後に東福寺の片隅で、苔の下に眠ることになるだろう。

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