伏見稲荷大社

赤い鳥居が並ぶ伏見稲荷の写真を見ると、いつか行ってみたいと思いつつ私の中で伏見は遠い所でした。
Tさんと山科で出会うことになったので「どこかでランチをしましょうか。」とお誘いすると彼女が推薦した場所は思いがけず伏見稲荷でした。
それで、心の準備もなくいきなりお稲荷さんに行ってしまいました。
ご縁というのはそうしたものでしょう。
想像したより大きな稲荷でした。
そりゃ~全国のお稲荷さんの総本山ですもんね。
参道にお稲荷さんを売っているお店が軒を並べていて、これにはつい、ニンマリ。
私は子供の頃、家族に「油揚げを食べているのか」と疑われるほどのおしゃべりでしたが、お稲荷さんにお参りするのは初めてでした。
狛犬ではないお狐様がお出迎え。
そして憧れの赤い鳥居「歩けるんですかあ~」とTさんに心配されて、不安がなくもないけれど鳥居だけは見たいからと彼女の後をついていくと、なんと言うことはない緩やかな坂道に憧れの鳥居が並んでいました。
その数いくつあるのか分かりませんが千本鳥居と名づけられています。
下のほうの鳥居はほとんど平成になってからのもので真新しいものでした。
ご寄進が続くのか、もう建てる場所はなさそうと、思うと二列になっている場所もありました。
古いものは石造りもあって、それは朽ちることがないので、案外そちらのほうがいいかも知れません。
帰り道では建立した日付と寄進者のお名前が分かるように記されていました。
それは仕方ないと、思いながらも、なんとなく白む気持ちがチラリ。
この鳥居をくぐると絵馬をかけてお参りするところに出ます。
絵馬が狐の顔になっているのは面白い。
その裏に書かれているのは、今なら合格祈願かなーと想像します。
そして、その先は稲荷山の上から山科に抜ける道まで延々と鳥居は続いていました。
ここは健脚向きです。
私は修行が足りないからまだ近づけそうにありません。
が、今日のところは足元の準備がないからという事にしておきました。
坂田ルツ子フェルト講習会in skog
詳細は、右サイドバーのskogのHPをご覧ください。
坂田ルツ子さんの展覧会は草庭さん(サイドバーリンク)で3月13(土)-3月28日(日)に開催されます。
コメント
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伏見稲荷大社と東福寺は私のお散歩コースでした。
しかし!ランチも気になるところです。
さすが詳しいですね~
地元の私でも知りません(笑)
H&Mさん
伏見に行ったらあなたを思い出しました。
確かこの辺りのはずと、東福寺の傍も通りました。
私でも近くても知らないところは億劫になるんですよ。
ようやく念願を果たしました。