デフレ宣言

さんまが出回ると大根が高値になり、うまくいかないもんだわとかねがね思っていたけれど、今年の大根は安かった。
キャベツが1個50円は安いと2個も抱えて帰ったら、近くのスーパーでも同じ価格だった。
30年前に住んでいた金沢のマンションの前は大きなスーパーでその玄関に山積みされた白菜が1個40だったことが何故か強烈に印象に残っている。
その頃は、白菜の漬物の漬け方も知らなかったので、1個を持て余した。
スーパーの八百屋さんが「今はこの価格でないと売れない」と嘆いていた。
年金生活者としては安いに越したっことはないけれど、少しばかり年をとり経済の仕組みが分かってくると、デフレは恐ろしい。
不景気というときはインフレというのが日本の常識だった。
インフレを陽気な不景気というなればデフレは陰気な不景気
物価がどんどん下がるということは、給与もどんどん下がるということ。
けれど、住宅ローンが消えるわけではありません。。
普通に暮らしている人の生活が苦しくなるのがデフレの恐ろしさ。
どうすれば景気が上向くのか、さっぱりわかりません。
が安い時に買える力のある人はどんどん買い物をしましょうとしか思いつきません。
以前にも書いたことがありますが、家人が勤め人をしていた時、景気がいいと「悪くなったときの為に・・」景気が悪いと「景気が悪いので・・」となかなか大金を頂くことは出来ませんでした。
でもなんとなく何とかなる感があって、何とかなりました。
今はその時の気楽さがありません。

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