四季、消滅?

お盆を過ぎてもなお、再び熱波の日となった。冷房の効いた部屋から一歩外へ出ると、そこはまるでサウナのような状態であり、息苦しさすら覚える暑さである。

この夏は、各地で短時間に激しい雨が降る「ゲリラ豪雨」が連日のように発生している。誰もが「こんな経験はない」と口をそろえるほどであり、もはや異常気象という言葉では説明しきれない現象である。

日本は四季のある国と長く言われてきた。しかし近年は春と秋が極端に短くなり、夏と冬だけが支配する二季の国になりつつあるように感じられる。桜が咲く頃にはもう夏日が訪れ、紅葉を楽しむ間もなく木枯らしが吹き始める。気候の変化が季節の移ろいを駆け足にしているのである。

地球温暖化の影響や都市部のヒートアイランド現象、世界規模での気候変動など、要因は複雑に絡み合っている。だが確かなことは、もはや「例年通りの夏」や「普通の気候」といった言葉が通用しなくなってきているという現実である。

この異常気象は、私たちの生活に直結する問題である。熱中症の危険、農作物への影響、災害級の大雨による被害。気候はただの話題ではなく、命や暮らしに直に影響を及ぼす存在となった。

四季の美しさを誇りにしてきた日本であるが、今後その姿をどこまで保つことができるのか。気象異常は一過性のものではなく、未来を左右する大きな課題である。

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