フィスカースのハサミ|ガーデニング・剪定用ハサミ
上の写真は20年ほど前にロンドンのリバティで買った糸切りバサミ。
これを使う時フッと香るポプリの匂いがロンドンの思い出につながる。
フィンランドのフィスカース村(引用:URAMAYU)は現在は芸術村になっているけれど、ここはヨーロッパでも有名な刃物の産地だった。
フェルト作家の坂田ルツ子さんが住んでおられるので、親近感は特に強い村だ。
坂田さんの工房をお訪ねした時に、彼女の仕事机の上には何気にフィスカースの小さなハサミが置かれていた。
話も上の空になるほどその鋏を見つめてしまった。
遠い外国から来たハサミというだけで私には堪らなく魅了的だった。
今年フィンランドに行かれた方お二人に頂いた、フィスカルスの園芸ハサミ。
真ん中は私が買ったもので咲き柄を切っても落とさずにキャッチできる。
フィスカルスは4丁以上持っているけれどみんなそれぞれ用途が違う。
一番右が新入りさん。
鋭い口ばしを持っている。
いかにも切るぞと言わんばかりの面構えだ。
パチンと音がして鋏を閉じた時の手に残る感覚が好きだ。
ゾクッとする。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。