元祖 丁子屋 ‐ とろろ汁|静岡市|旅に出たなら何食べる

美味しいものを求めて旅に出る事がある。
事前にチェックしたり、予約を入れたり、食が目的となるとそれはそれで楽しい。
が、この頃はガーデンを求めて車を走らせている。
けれど、美味しい食事に行き当たると、その旅は何倍も楽しくなる。
そして、そういう食事は安価でもある。
静岡の丸子にある、とろろ汁の「元祖 丁子屋」
外観はこの近くの「クラフトコンサート」の雰囲気にも似ている。
これは裏口のようだった
玄関はこちら
安藤広重の東海道五十三次の絵にも登場する、由緒正しい「とろろ汁」の店。
去年、クラフトコンサートに来た時に気になっていたけれど、清水の「末広鮨」に行ってしまったので今回はこちらへ。
由緒正しいとろろ汁
子供の頃、とろろ汁を食べると口の周りがかゆくなった想い出がある。
とろろ芋の種類が違うのか、今回はかゆみはなかった。
大勢のお客は大広間に案内されて、あっという間に膳が運ばれる。
一応オーダーは聞いてくれるが基本のとろろ汁に何品かを追加するので、基本のとろろ汁は待つ間もない。
おおきな丼にたっぷりととろろ汁が盛られ、お櫃の中には麦飯が入れられていた。
タケノコの煮ものとみそ汁、漬物くらいが基本だっただろうか。
麦飯にとろろをかけるとズルズルとのど越し良く入っていく。
あっというまに1膳目が胃に納まった。
1膳目が終わる頃、オーダーしていたお料理が運ばれてくる。
酢のものがとても美味しかった。
写真を撮るのも忘れて食してしまった。
みそ汁の中にはタタミイワシが入っていて、それが特別に美味しかった。
タケノコの煮漬けも美味しく炊けている。
かなり良いお出汁を使っていると思われた。
ただ、漬けものは京都味に慣れているので、今一と言うところか。
これから未だ出かけようと言う時に時間のかかる食事は面倒なものだ。
丁子屋さんのスピード感は新幹線並みだ。
今回の私たちには都合のよい組み立てになっている。
広間の壁には広重の絵モドキがズラリと掲げられて、雰囲気もまあまあ。
急いでいても、名物を食せたのはこの旅の幸先を良くした。
お店情報
店 名 | 元祖 丁子屋 |
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住 所 | 〒421-0103 静岡市駿河区丸子7-10-10 |
TEL・予約 | 054-258-1066 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 毎週木曜定休(毎月末 水曜、木曜のみ連休) |
静岡市駿河区丸子7-10-10 ※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください |
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