旅に出たなら何食べるー川楽屋・飯田市

川楽屋の駐車場の前には、元気な畑が広がっていた。
周りを遮るものは何もなく太陽が燦燦と当たる畑は夏野菜が見渡す限りに実っていた。
この畑を見た瞬間に「ここは美味しい」と確信した。


予約時間に到着すると、柔らかい笑顔のお出迎えがあった。
テーブルにはネームプレートまで用意されていておもてなしの心をまず感じた。

そうして始まったランチのコース

陶芸家であるオーナーが料理に合わせて器を創るそうだ。
どれも美味しく、可愛い。
中でも美味しかったのは、鯉の内臓をすりつぶしたパテが小さなクッキーの上に載せて出された。
クッキーのサク感と相まって美味しかった。
色々なコースがあるようだけど私は軽く食べたかったので「ライトコース」を選んだ。
普通なら魚か、肉かと選ばなければならないはずがライトコースでも両方が供される。





デザートまで手抜きのないコースだったし、提供される時間配分も申し分ない。
肉料理は鳥の胸肉にトリュフを巻き込んだものヘルシーで工夫もされている。
付け合わせは摘果胡瓜、素揚げするとアスパラの味になるとか。
味わえば、アスパラの素揚げに似た味がした。
デザートは桃のコンポートを敷き詰めたパフェ仕立て。
CAFEで頂けば単品でもかなりお高いと思える。
オーナーは廬山人に憧れて、器と料理の世界に入ったと話してくれた。
シェフもスタッフも若いく、自由な雰囲気があるのか、メニューの開発には熱心で、もし私が明日伺っても同じメニュはお出ししませんと。
私が伺った日のメニューを保存されるのだとか、通りすがりの一見であるかも知れないのに。
滋賀ナンバーが珍しくどういう経緯で来店されたのか厨房の噂になっていると話してくれた。
オーナーやシェフが京都や近江八幡、信楽に縁があるのでそちらのどこかのご紹介だろうかと気になると素直に話してくれた。
もじもじされるより気持ちのいい応対だった。
又美味しい店が見つかった。

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