姉母の食事
先週の木曜日姉母は、我が家の食事をパスした。
その前の土曜日からお腹の調子が悪いので、一度お腹を空にするからと電話が入っていた。
木曜日には、もう大丈夫、おかゆが良かったと言っていた。
ポレモニューム 未だ綺麗とは言えないけれど花が咲いている
4月に入ると直ぐ母の年忌でに九州に帰える。
それが嬉し過ぎたのだろうかとうわさをしていたのだけれど、どうも事は単純ではなかったようだ。
姉母が我が家に来るようになって、4年にはなるだろう。
「食事を作るのが嫌になった」と言いはじめたのがきっかけだった。
それから毎週家人の鉄工房の帰りに一緒に来るようになった。
昨年辺りから食事の好みが顕著に変わり、口に合わないものが多くなった。
あれこれ考えて、頭が痛くなり段々私も憂鬱にはなりかけている。
肉は嫌だと言うけれど、出し程度には使ったし、魚と言っても焼くか煮るしかない。
当日だけなら何とかなるけれど、3,4日分を作るのは組み合わせが難しく、夏場は気を使う。
大分良くなったと言うので、好物のちらしずしを持って行った。
その他に姉の好きそうなものをと考えたけれど、お腹の調子が悪いと聞くと余計に思いつかなかった。
「あれこれ、考えたけれど好きなものが分からないから・・」
と、言うと
「私の食べるものは、貴女達とは違うからもう、そちらの家には行かない」という。
「何なら食べられるのか言ってくれれば作るけれど」と言っても「何を食べたいのか分からない」という。
家の食事を残すことは無かったけれど、持って帰ったものはどうしているのか分からなかった。
「美味しかった」からと、リクエストをする事はないので、未だに好物は分からない。
どうやら、お腹の調子が悪いのは私の料理は油を使っているからと言うように考えている節がある。
私は頭を抱えている。
数日分の食事を持たせたのが悪かったのか、口に合わあくなったのか、移動の車がしんどいのか。
長姉もそうだけれど、本音は決して言ってくれない。
傷つけないように気遣っているらしい。
ともかく、暫くは自炊するらしい。
様子を見ることにした。
背中が少し、軽くなったような気もする。
コメント
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今 3月分読ませていただきました。
こんなに大変な日々に黙っていてごめんなさいね。
それにしても あなたのまわりにこんなにたくさんの素敵な方々がおられること そのかたがたとともに過ごしてこられた10年間は何物にも代えられない宝物ですね。
さて 次の10年間は??
きっと また何か素敵なことが待っているような気がします。
お疲れさまでした。綾子
綾子さん、貴女こそ、お忙しいのにblogを読んで下さってありがとう。時間が沢山出来そうだから今年は会いに行きますよ。
10年間見守って下さってありがとうございました。感謝です。