日々

姉が旅立ってから2週間近くが過ぎた。
日々は早く過ぎたけれど、未だ、2週間なのかと思うほど遅々とした日数にも感じる。

お正月が過ぎてから、数人の方に姉の逝去をお知らせした。
一番「寂しい」と言ってくださったのは、施設で毎日顔を会わせていた入居者家族の方々だった。
新設の施設だったので、入居時が一緒になり、ほとんど毎日通う人も多く、自然に親しくなって、行けなかった時は写真を送りあう仲間だった。
この1年位はコロナ禍での面会制限があって、ご家族の方ともお会い出来てなかったのに、仲間同士でlineを繋いでボロボロ泣いてくださったとお聞きして、姉の最晩年の日々が優しく見守られていたのだと有難く感謝した。

私にはもう一人98才の姉がいて、足首捻挫に続いて右肩と右ろっ骨をお正月早々に骨折した。
救急に走り、通院に走り、暇をくれない姉たちである。
それが、元気の素としても、もういいよ。

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