夏祭りの想い出

暑い暑いと言い暮すうちに、もう直ぐ東北の夏祭りが始まる。
今年は、さぞかし盛り上がるだろう。
写真は2018年のもの。
初めて行った「ねぶた」は「わっせら」の掛け声と「ハネト」の飛び跳ねる様が暑さを吹き飛ばし熱気を起こしていた。
若い女性が胸高くさらしを巻いて、大太鼓を打ち鳴らしていた。
美しい人だったからカッコ良くて、今でも目に浮かぶ。
その横を、子供たちが鈴をシャンシャン鳴らして跳ねていく。
その時に落ちた鈴を拾うと運がいいとか。
可愛い男の子がわざわざ外して手渡してくれた。
思い出しても可愛いかったあの子も10才は超えているだろう。
今年もハネトで参加しているだろうか。
秋田竿灯祭りもテレビで観るのとは迫力が違う。
大きな竿灯を腰で受ける、額で受ける。肩で受ける。
大きな竿灯の傍で子供たちが練習する。何度も倒して、何度も起き上がる。
それを傍で大人たちが助けていた。
それが無ければ、この祭りは続かなかっただろう。
地域の住民と観光客が一体になって大きな声を出す。
東北の短い夏の歓喜と熱気が一緒くたになる祭りだった。
5年前には暑さも気にならずに出かけたけれど、今年はもう腰が上がらない。
あの時、思い切って出かけて良かった。
今したい事は、今の内にやっててよかったと思う夏祭りの想い出。
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