食堂かたつむり|柴咲コウ, 余貴美子 監督:富永まい|風景や小道具に見とれる映画

映画「食堂かたつむり」を観てきました。
マーサの幸せレシピ」や「ショコラ」「かもめ食堂」等々
食に関する映画は大抵ほのぼのと観る人を幸せにしてくれる。

食堂かたつむりは食の循環もテーマにあるのか、ペットの豚が料理される。
うちのきなこを料理するような感覚がよぎらないないでもなけれど、
私も他所の豚は食べているんだから目をつぶろう。

山の中のロケ地がきれいで、日本であることを忘れさせる。
「日本昔話」のイメージを被っているような田舎。
最近の映画はCG処理が施されているから、そのままではないと思うけれど、
日本の田舎の美しさが余すところなく描かれていて、私としては大満足。

風景の美しい田舎で一日一組の料理を作る。
ここなら出かけて行くなあー。ところで何処だろう。
中央高速の伊那、駒ヶ根からすぐのところらしい。
ここならアルプスが見えるし、風景は折り紙つきだわ。車を飛ばせば3時間くらいで行ける。
ええ、ええ映画の中だけの食堂ということでしたねえ。
分かっていますよ。
映像は光と影が美しく、フェルメールの絵画を彷彿とさせる。
田舎の燃えるような紅葉も、食堂の窓から垣間見る緑の姿も風景フェチの私を
十分に満足させてくれた。

シナリオは・・こんなものでしょう。
映画はすべて作り物なんだから、とやかく言いません。
風景や食堂の小道具に見とれる映画でした。
それに、料理を作る人の手元。
楽しい時間でした。

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