読書のきっかけ

井上荒野と言う忘れられない名前に突然NHKの「人と暮らしと台所」の番組で出会った。
瀬戸内寂聴と荒野の両親の三角関係を書いた「あちらにいる鬼」を読んだのが井上荒野の本を読むきっかけだった。
自分の両親と寂聴との関係を赤裸々に書いた事に衝撃を受けた。
そして本名を「荒野」と名付けた経緯が知りたかった。
私は、いい名前だと思っている。
その後、名前についてnetでググったら井上光晴が友人の子供に贈った名前だけれど断られたので、その後生まれた自分の子供の名前にしたと書かれていた。
井上荒野さんは「荒野」について「長年かけて折り合ってきたこともあり、今は気に入っている」と書いている。
長年かけて折り合うとは中々深い言葉であるけれど、小説家としてまた小説の作風から「井上荒野」はぴったりの名前だと思う。
「荒野」は今まで聞いた名前の中でも、特別意志を持って強いと感じるし又、自由な精神を感じるいい名前である。
久しぶりに出会った彼女の本を読みたくなって、8冊もポチッてしまった。
到着までに1週間くらいかかるだろう。
私は今、鬼平犯科帳の4巻目に入った所、後20冊がベッド脇に積みあがっている。
雪や嵐に来てもらわないと中々読了しそうにない。

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