MIHO MUSEUM
信楽町のMIHO MUSEUMに久しぶりに行った。
近代美術館の最終日に「美の滋賀」を探訪するというバスツアーが開催されて、信楽の陶芸の森とMIHO MUSEUMを回って午後から近代美術館に行った。
ツアーはさぞかし盛況でと思ったけれど、京都からのコースで20数名、近江八幡コースで10数名との事、大きなバスにツアコンさんと、ガイドさん付きで贅沢な時間だった。
近代美術館のHPにメールアドレスを登録すると、月に一度お知らせを受け取ることが出来る。
MIHO MUSEUMに到着時は、まとまった雨になり、バスから降りるのも億劫なほどだった。
ところがそれを感じさせないほどの、至れり尽くせりの設備が整っていて、濡れることなく美術館の地下入口まで運ばれた。
企画展は
春季特別展 3月18日(土)~6月18日(日)
「和ガラスの美を求めて― 瓶泥舎コレクション ―」
江戸時代の素晴らしいガラスコレクションをたっぷりと鑑賞させて頂いた。
つい先日上海で刺繡技術の素晴らしさに驚愕した所なのに、それに勝る江戸時代の日本のガラス技術を堪能した。
薩摩切子の赤、とても綺麗だった。難しいとされた赤を作り出し切子の器に創り出すまではどんなご苦労だったのだろうか。
ガラス器を前にして、200年前の作家さんの手を偲んだ。
2時間の予定だったから、十分な時間と思ったけれど全く足りなかった。
タイムキーパーの家人にせかせられて不満たらたら時間切れとなった。
大好きなMUSEUM SHOPがあったけれど、見ることもかなわず素通りで心が残る。
美術館は桃源郷をテーマにしている。
山を越え、トンネルを抜けていた先に桃源郷が現れる、という物語のある風景と建物で構成されていた。
レセプション棟から電気自動車でこのトンネルを抜けて美術館へ至る。
富山のガラス美術館にも劣らない素晴らしい建物と風景がある。
美術館の音声ガイドを聞いている人は少なかった。
これを聞くのと聞かないのとは全く違うのにもったいないなーと思う。
近代美術館で同じ絵を違う人に解説して頂くと、その度に新しい発見があるというものなのに。
第二名神で信楽に入る直前に大きな橋が架かっている。
いつも通過するけれど、下から眺めることはなかった。
近江大鳥橋と言うそうだ。ガイドさんがいらしたので初めて名前を知った。
動くバスの中からだったけれど、橋の美を写せてこれも収穫。
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