隈研吾-町の駅ゆすはら・雲の上ホテル別館

隈研吾の建物に泊まれるなんて私にはまさに「雲の上の夢心地」だ。
電線が地中に埋められたメイン道路にある「町の駅ゆすはら」の2階から上がホテルになっていた。

建物のファサードは茅葺になっている。
HPには「茅のファサードは特徴的な景観を生み出すだけでなく、通気性・断熱性に優れるため、自然の力によって快適な室内環境を創っております。」と記されており環境に配慮した 茅葺は海外でも注目を集めているのだとか。
茅葺にはリラクゼーション効果もあるらしい、
そういえば私も茅葺の写真を見た時に弥生時代の家に泊まるイメージをしたものだった。
隈研吾の説明によると梼原にある「茶堂」は400年の歴史があるおもてなしの設備である。
おもてなしの心からホテルのファサードは茅葺に決めたと語られている。

1階の「町の駅」は町の中の森をイメージして施設内には杉丸太の柱を林立させ、森の中を巡るような内部空間を作っていた。

「町の駅」の片隅にホテルの小さなフロントがあった。
フロントの奥にあるエレベーターで2階に上がるとそこは外観と違って近代的なホテルになっていた。


ホテルに泊まる時、あって欲しいと思う設備はしっかり揃っている。
バスとトイレが別である事。
洗面台には余裕のスペースが欲しい。
室内は小さな窓だけど、朝になると十分に明かりが取れた。

窓から見える風景の中に「雲の上の図書館」の屋根がすぐ近くに見えた。

雲の上の図書館に隣接し「YURURIゆすはら」と言う町民に開かれた複合的な福祉施設が建てられている。
この施設に興味津々だけど利用者でなければ中には入れなかった。
施設内に立派なフィットネス施設があり住民は無料で利用できる。
ケアーハウスの設備もホテルのようだ。HPより

梼原町に暮らす人は幸せだなと羨ましかった。
そして、こんなユートピアが日本にある事が嬉しくなった。

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