元気な比良を観においで

昨夜8時から12時過ぎまで「元気な比良を発信する」事を目的とした企画を立ち上げる会合があった。
この地域は風景の美しさに魅かれて移り住む人が近年増え始めた地域でもある。
そして又比良山の登山口として知られている。
ところが登山人口の減少でケーブルが廃止され比良駅に降りる人はめっきり少なくなった。
代わりに、無料になった湖西道路を車がビュンビュンと飛ばして山際を通過していく。
この道路から観る琵琶湖の景観は日本一の湖の美しさで迫ってくるのだけれど、車を停めて景色を見るようには造られていない。

永く住む人達が大好きな「志賀町」という地名がいきなり「大津市」という都会めいた地名にかわり、不採算とケーブルカーはなくなったけれど、この里には語り継ぎたい歴史がある。
地産地消に根ざす食文化を守り、景観の美しさを守る新旧の住民が一緒に「比良から風を起こそうよ」という集まりだった。
話題はこのブログで時々取り上げているR161沿いにある樹下神社で盛り上がった。
何も知らずにお参りをすると誰もが驚く双子の神社である。
一方は樹下神社、他方は天満宮となっている。
むかーし昔に水利権で北比良と南比良が争い、神社までが分けられてしまったという経緯は宮司さんからお聞きしていたが地元の方に聞くと余所者には信じられない歴史があった。
この神社はまるで南北比良の38度線上である。
歴史の事実は春のお祭りに見ることが出来るらしい。
それにここの天満宮は京都の北の天満宮より格が上であるとか。
めったに訪れる人も無い国道筋の神社ひとつにまつわる話だけでもロマンが漂う。

いにしえの頃から戦国時代まで都に近いという理由でよそには無い史実が語り継がれている。
秋めいてきたこの頃、歴史の里にたくさんのお客様をお招きできるよう
深夜までの会合になった。
明日の仕事のある人ばかりなのに、あきる事無く話が続いてしまった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る