夏と冬が混在の北海道|四島のかけはしの碑 ‐ 納沙布岬|願い
納沙布岬にある四島(しま)のかけはしの碑
久しぶりにパソコンがサクサクと繋がる所に来ました。
けれど、パソコンを開かずに一日終わるのは、かなり痛快な事でもありました。
今夜のお宿、丸瀬布温泉の「マウレ山荘」の外気温は13℃。
ところが昨日の日中は、外に出られないほどの暑さだったそうです。
20℃違うと言うのは大げさかもしれないけれど、そんな感じだそうです。
根室の宿を出る時は暑くなりそうだったけど、中標津辺りに行くと急に寒くなりました。
一日の中に夏と冬が混在しています。
道民の方も初めての経験との事です。雨を追い払って清々しているのは私だけ?
像の下には「祈りの火」と呼ばれる点火灯台がある。
非常に大きなもので、近づくと圧倒される。納沙布岬に来たのは軽い気持ちだった。
歯舞群島がとても近いと言う事と、霧多布岬の写真を見て荒涼とした断崖の岬めぐりをしてみようと思ったのがきっかけだった。
納沙布に着いたのは夕方だったので島は見えなかったけれど、水晶島の灯台の灯りが薄くみえた時に現実の島を感じた。
今朝、花咲港に行くと納沙布の先にある歯舞群島がはっきり見えた。
泳いでも行けそうな所に、終戦の時まで日本だった島がある。
今、そこはロシアの国土になり日本は70年間、四島返還を叫び続けて少しの進展もしていない。
朝、この島影を見て国後島、択捉島の見える中標津港に向かった。
そこの北方資料館でにわか知識を得て、海を見ると択捉の山がぽっかり浮かんで見えていた。
四島返還も、北朝鮮に拉致された日本人の帰国も簡単なことではないから遅々として進まないのだろうと思うけれど、人間のしたことなのだ。
人の力で解決できるのではないだろうか。何とも、切ない風景を見てしまった。
断崖の上にも花が咲いていた。
今日は安保法案が強行採決されて衆院特別委員会で可決されたそうだ。
日本は混迷の時代に入るのか。
北方領土返還、北朝鮮の拉致被害者問題、新国立競技場の費用でも右往左往。
最近の政治家には期待が薄い。変な国になったなーと思う事がしばしば。
私の愚痴も所詮、ごまめの歯ぎしりにしか過ぎないけれど。
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