クロアチアの旅-8

トロギールを出発するとバスは、アドレア海を右に見ながら40分ほどでスプリットに着いた。

昨日の帆船とクルージング船はスプリットの風景だったかもしれない。

カメラの日付が日本時間のままで、クロアチアの夕方になると日本の日付が変わり、写真と頭が混乱し始めた。

 

スプリットの見どころは、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿が街の起源となったスプリット旧市街。この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を過ごすための宮殿として建設されたが、皇帝の死後、ローマ帝国の衰退に伴いこの宮殿は数百年に渡って廃墟となった。。

ところが7世紀頃になると庶民が宮殿内に住み始めた。

残された石材などを再利用して自分たちの家を建て、これが現在のスプリットの街の起源となった。

写真は地下宮殿の様子。

庶民が宮殿を仕切って住み始めたために内部には廃材がうず高く積まれているが、それを片付けると宮殿が壊れるとか。

 

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ナロドニィ広場

 

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宮殿の広場では兵士のコスチュームを着て、一緒に写真を撮る人達がいる。

ここででは、賑やかに写真を写す韓国の観光客がやけに目立った。

 

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宮殿の周りは今までの町より、幾分お洒落なお土産屋さんが並んでいる。

ドブロクニクに近づくにつれて物価は上がっていった。

路地でおしゃべりをする3人のウエイターさん、私が滞在した時間中変わることなく話し続けていた。

ヨーロッパに行くと、男の井戸端会議が目立つ。

 

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宮殿の端は青空市場

 

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路地も素敵だけれど、

 

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この壁の魅力。

これを油彩で描くと、ぞくぞくするマチエールに仕上がるだろう。

 

疲れてきたのか、スプリットの印象は薄い。

思い出すためにホテルを検索すると、そうだ、最低のホテルだった。

窓の景色は倉庫、野菜の無い朝食。

ツアー会社の常識を疑ったホテルだった。

 

明日はいよいよ最終目的地ドブロクニク。

私の防備録として書いていますが、我ながら毎日長いなーとは思っています。

 

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