バテック買い顛末-2

クサンバの少し東にあるゴア・ラワ寺院のオダランに行きました。
同寺院は、ヒンズーの総本山ブサキ寺院などと並んで、バリの9大寺院の一つといわれ、コウモリの洞窟の寺院とも呼ばれています。
ここで30年に一度の大きなお祭りが4月から行われているというので、バリの正装をして出掛けました。
女性はサロン(腰布)を巻いてそれをステプレス(コルセットのようなもの)で留め、クバヤ(上衣)を着てスレンダン(帯)を締めます。足元はサンダルです。
最近はクバヤに趣向を凝らしてお洒落をする女性が多いそうですよ。
頭に沢山のお供えを載せて次々に寺院内に詰め掛ける女性を見ていると、どなたも子供の頃から頭に物を載せているので、モデルのように姿勢がよくサロンを巻いた姿には見とれてしまいます。
年中同じ服でも過ごせそうなこの島ではお洒落をする機会なぞなさそうだと見ていたのですが、寺院にお参りする時はここぞと決めているようです。
サロンは長い布を腰に巻くだけなのでデザインの工夫は生地の出来栄えに頼るだけ。
クバヤは色々デザインされていてみな細めの出来上がり、重いものを持つ島内の女性の腕は筋肉質で引き締まり私には少し窮屈でした。
それらの印象からして今回のシルクの服の出来上がりにはひそかに期待もしていました。
それは帰国の前日の事。
出来上がったのでと連絡を頂きそれでは着てみましょうと出掛けていきました。
ひと目見て、んーー!!
採寸をする時に「メモを取らなくていいの~」と声をかけると採っていましたよ、確かに。
でも、どう見ても私が着れるサイズではない。
まあまあと、勧められて渋々袖を通すと頭が通るだけ。
一晩で修正するからと言われても、もう期待は出来ません。
素人の私ですらシルクにはシルク糸を使うくらいは知っているんだけどなあ~。
木綿糸の糸目が痛々しく目立っているんだもの。
あ~~生地のままがよかったなあ。

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