バリ島教育事情

ボンさんは何でも話してくれます。
日・イの国際結婚で子供の教育を巡って毎日攻防を繰り返しているようです。
ドライブ中に今年私立中学に進学した長女さんから、オートバイにお母さんと弟さんと3人で乗っていて横転したと連絡が入りました。
言葉が不自由なお母さんに代わって、こみ入った事は子供さんからの電話だそうです。
翌日様子を聞くと「神様の祝福です」というのです。
その前日に教育を巡り大バトルを繰り広げた後ですから、日本では「天罰」というんですよね。
ところが、バリでは「祝福」です。
別に皮肉で言っているわけでもなさそうで、神様が子供に自分の普段の行いを気づかせてくれた祝福だそうです。
バトルの内容は日本人のお母さんは子供に何も手伝いをさせない、そして中学生の娘の髪の毛までお母さんがくくっている。
それをさして彼は「バリで暮らすには不適応な子供になる」と心配するのです。
バリのお母さんは皆仕事を持ち子沢山で、子供の世話まで手が回りません。
自ずと子供は、自分のことは自分で、そのうえ、家計の助けになるように学校から帰ると何かと働いています。
子供を抱いて手を差し出す女性はいても、そういう行為をする子供は見かけません。
この笑顔でバリダンスのチケットを売ります。
勿論かいましたよ。
ボンさんは、大変頭のいい人ですが日本人のお母さんがバリ島では有り得ない専業主婦でいることは仕方がないとしても、自分の娘がバリ島で暮らすためには仕事のできる人間に成長して欲しいらしいのです。
今はお母さんの言う事ばかりを聞いて、ボンさんの言う事を聞かないのが悩みらしいのです。
中学生なら今にお父さんだけではなく、お母さんの言う事も聞かなくなって、自我に目覚めるからと言ってもまだ納得しません。
ボンさん自身が相当な教育パパと見受けました。
この国は、公務員になるのが一番生活の安定につながるらしく、そこを目指しているのでしょう。

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