生き方上手

ウブド

兄に誘われて、バリ島ウブドのオフ会に出かけた。
朝の内から外は真っ白く乾き、1歩出るのも億劫なほどギラギラと太陽が照りつける日曜日だった。
ヴィラビンタンオナーの光森さんが帰国中ということで、ウブド通信を受信しているメンバーの集まりである。
神戸のバリレストランが会場であったが、時間調整をして行ったことが裏目に出るほどの盛況ぶりで狭い店内は活気に溢れていた。
光森さんが新聞社出身であるところから、メンバーはマスコミ関係、IT関係、ボランティアの方が多く見られた。
ウブドに行った人に限らないことも特徴的な集まりではあるが、「心を自由に遊ばせられる人たち」というグループのようで、自己紹介がユニークである。
「今したいこと、夢」が中心に語られる、世代の集まりはここちが良い。
彼らは理想郷を見つけるのが上手いし、生き方上手でもある。
「末は博士か大臣か」より、好きな仕事をしたいようである。
ウブドで手討ち蕎麦(手抜き蕎麦だったか?)をするのだと、本気で修行をしている人もいる。
今の仕事は、仮の姿といって笑わせる。
55歳で早期退職をし、アジア各地の桃源郷を求めて、ウブドに行き着いたとうらやましい話をする人もいた。
根底は「人間の生活」を優先させる「自由な魂」の持ち主の集まりである。
フリードリンクの会といわれると、私は少々気が重い。
自分が飲めないので人にビールをサーブすることも、されることも苦手である。
学生時分、兄妹で何とか「割り勘まけ」をしないようにと、当時ジャイアンツと呼ばれるビールの大きなビンを買い込んで、勉強以上に励んだが、結果はビンを枕に討ち死にをしていた。
その後、兄は仕事上アルコールの洗礼を受け、別人に変身している。
適度なアルコールで場は盛り上がり、隅っこに小さく座る(とは、思えないかも)私にも何人かが、話し掛けてくれて、見知らぬグループにいる気まずさや疎外感が不思議とない。
久しぶりに新しい刺激を得て、勇気凛々である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

旅行関連の情報収集

ブログランキングで旅行関連のブログをご覧いただけます!

ガーデニングの情報収集

ブログランキングでガーデニング関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る