出る杭は打たれる|2016年東京都知事選を振り返って

東京都民ではないのに、今回の都知事選挙には関心を持った。
選挙運動中の半ばを過ぎた頃には、勝敗の予想も出来るような地滑り的な雰囲気を感じた。
それは何だったのか。

私の年齢に近い、おじさま方の幼稚さが目立つのだ。
都民でもない私がガタガタいう筋合いではない事は承知しているけれど、幼稚なおじさま方には目も当てられない。
あのカッコ良かった石原慎太郎までが、なんと時代遅れな発言をするんだろう。
女性60才以上で有能となると、けなす所は化粧しかないのだろうか。
近著「天才」を読んで、未だ未だ読める本を書く人だと見直していた矢先だけに残念だ。

増田さんは、慎太郎さんの所為でどのくらいの票を失っただろうか。
鳥越さんも、すっかりイメージが悪くなった。
宇都宮さんだったら、もっと票を伸ばせたかもしれない。
NHKファミリーヒストリーのねつ造疑惑(サラッと速報)、女性問題。もう、うんざりだ。

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黙っていようと思っていたけれど、昨日の都議会自民党の幼稚さについに堪忍袋の緒が切れた。
私は小池さんのファンでも何でもない。
むしろ、ちょっと小生意気な感じも持っていた。
けれど、今回の選挙運動中の候補者3人でテレビ出演した際の言動を見て見直した。
この人を信頼してみよう、応援したいと気持ちが変化した。

自民党議員の増田さんへの応援演説を聞くと「長いものには巻かれろ」式の発想を感じる。
自由な発言が出来るのは男性より女性の方だとはかねがね思っている。
巻かれる方が楽だし、向かい風はきついものだ。
そこに向かえるのは、度胸のある女性だろう。

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アメリカは女性大統領になるかもしれない。
イギリスもドイツも今やリーダーは女性だ。
民進党の蓮舫さんが民進党の代表選に出馬と今日のニュースで流れた。
時代の流れは変わっている。

犬は小さいほど臆病でよく吠えると言われている。
きなこはよく吠える。
見るからに臆病な犬である。

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