新しい日常には新しい政治を

新型コロナウイルスで日本政府と地域の政治力が分かり易くなった。
今年の初めには、想像出来なかった「新しい日常」になった今、だれが「麒麟」になってくれるのか。
コロナによる自粛は経済に大打撃を与えた。
「一日も早く自粛を解かなければならない」という吉村知事の発言「けれど、恐る恐る」
国民生活を間近に見ているリーダーでなければ言えない勇気ある発言だった。
国民は現状を痛いほど分かっているから次の感染を押さえて切り抜けたいと願っている。
だから、恐る恐るである。
それなのに、政府の不甲斐なさはどうだろう。
「次の選挙を楽しみにしている」と豪語しても期待は裏切られ、何故そうなるのか分からない方向に流れていく。
毎日新聞で支持率27%という数字が出た。
モリカケ問題の時に26%に落ちたけれど、すぐに40%台に戻している。
「のど元過ぎれば・・」と見過ごすと何時か、付けは国民に回ってくることを忘れない。
今日のテレビ番組「そこまで言って委員会」で「正義はお金のかからないレジャー」と言う発言があった。
自粛警察に向けられた言葉だろうと思うけれど、言いえているように思う。
半面、この頃はSNSで一定方向に意見を引っ張る危険性があると言われている。
勿論、それはあるだろう。
けれど、反対のSNSもあるのだから、新しい政治には声を上げなかった人たちの声を聞けるいい方法ではないだろうか。
今回の検察庁法案は廃案ではないけれど、今国会では見送られた。
それは、どうやらSNSに配慮したからとは言い切れないようだ。
権力とは恐ろしい。
どんなことも政権に配慮すれば、オセロのように黒は白に裏返えられる。
コロナで図らずも政治が具体化して見えてきた。
「新しい日常」は「新しい政治」を求めている。
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