朝までテレビ

最終金曜日の深夜というより土曜日の早朝am1:00過ぎに始まる「朝までテレビ」を見るようになって何年過ぎただろうか。
この頃、徹夜は無理なので録画で土曜日にみている。
放射能に関する危険度の考え方は人それぞれで、危険と思えば危険であるし大丈夫と思えば大丈夫なのだと言う発言が分からない。
つまり子供や若い方々に危険であっても先の短い高齢者には先々の影響は気にしなくてもいいと言う事だろうか。
放射能にさらされないに越したことはないけれど、レントゲンや海外旅行で受ける量を思えば大騒動しなさんなと言う事か。
けれど、それを自分で判断しなさいとおっしゃる京大の先生の発言は少々乱暴に聞こえた。
復興委員会のメンバーについて、かなり辛辣な意見が出たが同感である。
阪神淡路の震災とは違う震災である事から、同じような事は当てはまらないという。
又、このメンバーでは「話し合い」の域からでず、実用的ではないと言うご意見に全く同感。
五百籏頭先生は阪神淡路の震災を経験されて、その時に書かれた文章を何かの折に読んだ。
内容は忘れたけれど、ひどく感動をした事を覚えている。
その先生が開口一番復興費用を「増税にしたい」と、を当然のように発言したのには驚いた。
何をするのか、どういう構想なのかもないうちに「増税」が決まりそうになった。
やはり、学者さんなんだとがっかりした。
被災地と中央の温度差が未だに大きい。
夕食がおにぎりと、カップラーメンだけのところがまだあると言う。
震災から50日が過ぎている。
実際に現地に入った人の話では「自分だけが避難所を出ていく事に抵抗がある」という考え方が支配しているともいう。
一刻も早く動かなければ、ますます避難所を出にくくなるのが人情だと言っていた。
朝までテレビには結論はない。
いいたい事を言いっぱなしで終わる。
聞く人が判断すればいいと言うのがこの番組の作り方だ。
当日の議題にあう、色々な分野の方がゲストとして招かれるが、意見の一致をみる事はない。
が、この国には安心してついて行ける指導者がいないと言う事には意見が一致していた。

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